ひばりが丘パークヒルズ南集会所
[設計コンセプト]
団地の建替えに伴い計画された集会所です。ひばりが丘パークヒルズは、昭和34年に建設された大規模団地であるひばりが丘団地の建替えによって生まれた団地で、建設当時は小さかった木々も大きく育ち、ケヤキ通りのケヤキやさくら並木は団地のシンボルであるとともに、団地内だけでなく地域の人々からも愛され続けています。この豊かな緑のロケーションを楽しむ集会所として、集会室をガラスに囲まれた開放的な空間とし、集会所内外をデッキテラスを介して結ぶことによって、外部空間とのつながりを創出しました。外観はコンクリート打放し仕上げとし、ヴォールト屋根などのシンプルな形状がガラスを引き立てるよう工夫しています。内部空間については、設計時に団地居住者とのワークショップを開催して意見や要望の把握に努め、アイランドキッチンの採用や菜園道具等を収納する団地倉庫の設置など、居住者同士の交流の促進に寄与するよう計画しています。
所在地 | 東京都西東京市 |
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用途 | 共同住宅(団地集会所) |
構造 | RC造 |
階数 | 地上1階 |
高さ | 5.26m |
延床面積 | 254㎡ |
竣工年月 | 平成24年6月 |
発注元 | 独立行政法人都市再生機構 |